財前直見

財前直見と言う女優は、いつの間にかTVドラマの常連になった感がありますが、もともとはモデルで、JASの「奄美諸島キャンペーンガール」で芸能界入りを果たしたので、女優としての修行は、TVドラマの現場で身につけた以外には他にないと言って良いでしょう。
それだけに、財前直見の天性のキャラクターが視聴者に受けているのでしょう。
モデルをやっていただけあって、財前直見は美人系のルックスです。
それでいてどんな役もこなしてしまう器用さがあり、YVドラマ向きの女優さんと言うことで、製作側から重宝されているのでしょが、角川春樹の「天と地と」で八重役をやったりして、才能があるところを見せましたが、最近では「プロゴルファー織部金次郎」シリーズではヒロイン役の正村桜子役をやったぐらいで、TVドラマが中心です。
財前直見のようなモデルから女優に転進した人は、才能のある人は多いのですが、ある程度までいくと壁にぶち当たります。
演技の貯金がないと言うか、キャラクターだけで使われてきたので、飽きられればそれまでと言うような、厳しい現実が待っています。
男優でも、草刈正雄や阿部寛も演技の壁にぶち当たって苦労したほうです。
阿部寛はさて置いても、草刈正雄の成長はたいしたもので、いまやいるだけでドラマや映画が締まってきます。
財前直見も、女優の宿命である年齢の問題もありますから、これからが大事な時期と言えます。
財前直見も今までのように主役を張るのではなく、サイドプレーヤーとして、新たなキャラクターを創出しないと使われなくなるでしょう。
大体TVドラマで生き残る女優さんは、サイドプレーヤーとして独自のキャラクターを持った人が多いです。
主役をやるよりもサイドプレーヤーのほうが、ドラマの組み立てでは、重要と言えますし、演技力も求められます。
それに応えられるだけの演技力が財前直見にあるかと言えば、あると思います。
ただ今のままの財前直見では、プロデューサーやディレクターの言うがままの演技しかなされていません。
それ以上は期待されていない女優と言う事になります。
財前直見の経歴で、無体経験が全く無いのが気になります。
何も舞台をやれば演技力がつくわけではありませんが、部分撮りしかしないTVドラマや映画ばかりしていても、ストーリー全体を見据えた演技は養われませんから、薄っぺらい演技しか身につきません。
舞台をやる事で演技に幅を持たせることが今の財前直見に必要な事だと思いますし、彼女はむしろ舞台向きではないでしょうか。